あん

最近見た映画で最も面白かったのは、「あん」という映画です。

とてもシンプルなタイトルですが、内容はとても奥深いものになっています。ストーリーは、どら焼き屋を営む雇われ店長が、その店の求人広告を見て応募してきた樹木希林演じる徳江さんとの店の切り盛りを通じて描かれる、人生の悲哀が中心となっています。

これ以上の詳しいストーリーは書きませんが、まずどら焼きのあんこを作る部分が、映像にこだわっており、見ているだけでとても美味しそうな様子が伝わってきます。また、どら焼き屋という小さな範囲にも関わらず、人生という大きな命題を扱っており、その奥深さをじっくりと味わう事ができます。最後には、思わず泣き出してしまうほどの良い映画でした。

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スピード

「スピード」はもう２０年ほどまえの映画ですが、今でも迫力あるシーンや、犯人の仕掛けた罠がどこにあるのか？なんて面白さが現代でも十分に通用する素晴らしい映画です。俳優も今では知らない人なんて居ないあの有名な　キアヌ・リーブスが主演しており、はまり役です。タイトル通りのスピード感溢れる展開やアクションは見ていてドキドキします。残念ながら「スピード２」はイマイチな作品でした。スピードと比べたせいでしょうけれどちょっと残念です。学生時代に友人と映画を見るのが楽しみだったのですが、スピードを見た後で友人とお茶をしながら映画の話で盛り上がった良い思い出が懐かしく思います。楽しい時代の象徴でもあるスピードは今でもＤＶＤでたまに見ています。

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ナビィの恋

数年前に3回程見た『ナビィの恋』を久しぶりにまた観てみました。散々泣いたのでもう大丈夫だろうと思っていたのですが、やはり以前と同じシーンで泣いてしまいました。ナビィが60年前にサンラーと別れる際にトゥバラーマを歌ったシーンです。かなりディープな方言なので、訳詞？を見なければ意味は分かりませんが、あの曲のメロディは恋を失う乙女の心そのものだと思います。映画を観ているこちらまで失恋した気持ちになって、辛くなりました。また作品の後半の方では、あまりの切なさに呆然としてしまう内容があったので、ものすごく記憶に残る映画でした。日本のおばぁナビィ役の平良とみさん、恵達役の登川誠仁さんをはじめ、今は亡き方々が出演されているという点でも貴重な作品だと思います。おじぃ恵達のキュートさも見どころですね。

タグ：ナビィの恋 平良とみ 登川誠仁